産地と等級

紅茶の種類と等級

★紅茶の産地による特徴や茶葉の等級★





●紅茶の産地による茶葉の特徴です

■インド
《世界一の茶葉生産量国 世界の3割を占めます》
 ◆アッサム
アッサム地方で生産されるアッサム種から作られる。クセが少なく、強い味わい、
澄んだ赤い水色、芳醇な香りです。ミルクティーに良く合います
 ◆ダージリン
ネパール国境近くヒマラヤの山ろくで生産される茶葉。世界の3大銘茶のひとつ特に
5〜6月に収穫される特定のものはマスカットフレーバーと呼ばれ、芳醇な香り、
爽やかな味わい、赤みの薄いオレンジ色が素晴らしい極上品です
是非ストレートで味わいたい逸品です


■スリランカ
《セイロン紅茶の名で世界に流通しています、生産量はインドについで2位です》
 ◆ウヴァ
世界の3大銘茶のひとつです。中でもスリランカの1300mの高地で栽培され、
6〜8月に収穫されるものはカップに注ぐと、カップの縁はオレンジ色、中心部が
鮮やかな紅い色がでます、これをゴールデンリング呼びます。芳醇な味とコク美しい
水色、ストレートでもいいですがミルクティーにも良く合います

■中国
《 お茶の発祥地、茶文化のふるさと》
 ◆キーマン
上海の西、安徽省で生産される世界3大銘茶。生産量が少ないので高価格です。
水色は黄色が強いオレンジ色、蘭の香りがする独特のスモーキーフレーバーは
8月にその極上品が収穫されます。ストレートでの味わいが最適です

■インドネシア
《ジャワ島、スマトラ島の高地は一年中、茶栽培が盛んです》
 ◆ジャワ
セイロン紅茶に近い風味です、明るい水色、マイルドな風味です
ストレートやアイスが合うようです

■ケニア
《20世紀にイギリスの植民地になり、茶栽培が発展しました》
 ◆ケニア
マイルドな味わい、渋みなどセイロン紅茶に近いものがあります
水色は明るい紅色、ストレートでもミルクやレモンティーにもよく合います

以上、代表的な産地による茶葉の特徴です



●紅茶の等級について


紅茶の茶葉は大きさと形で等級がつけられています

等級は味の良し悪しを表すものではありません、茶葉の縒りや大きさが異なることで、
抽出する時間が異なってくるので、茶葉にあった淹れかたをする為の指標ということ
です、また均一した製品を作るうえで、メーカーとっては、かかせないものです
ですから、全ての紅茶製品に等級が記入されているわけではありません

茶葉の大きさと形は、枝の一番先のまだ葉が開いていない状態の新芽から、下に続く
5枚目までの開いた茶葉を順に、
フラワリーオレンジペコ(FOP)
オレンジペコ(OP)
ペコ(P)
ペコスーチョン(PS)
スーチョン(S)
と、呼びます
基本的には、FOP、OP、Pの一芯二葉で作られる紅茶が理想です

また、リーフ状のままをフルリーフ、茶葉を砕葉したブロークン(B)、
さらにふるいにかけたファニングス(F)の3種類があります

基本的には新芽(FOP)が多いほど高級品になります
新芽のことをチップと呼びます、特に金色のチップをゴールデンチップ(TG)と呼び、
最高級品になります、銀色の新芽はシルバーチップと呼ばれます

■製法別による等級

 ◆フルリーフタイプ

FOP フラワリーオレンジペコ
新芽が多く含まれている

OP オレンジペコ 
キームンやダージリンに多い

P ペコ
OPよりも長くて太めの茶葉をねじって仕上げる

PS ペコスーチョン
新芽は含まれない

S スーチョン          
中国のラプサンスーチョンが有名

TGFOP ティッピーゴールデンフラワリーオレンジペコ   
新芽がゴールデンチップスの高級品

FTGFOP ファイナストティッピーゴールデンフラワリーオレンジペコ   
TGFOPの中の最高級品

FFFOP ファーストフレッシュフラワリーオレンジペコ
一番摘みだけのFOP

 ◆ブロークンタイプ

FBOP フラワリーブロークンオレンジペコ
FOPをカットしてふるいにかけたもの、抽出時間が短い

BPS ブロークンペコスーチョン
PSをカットし、ふるいにかける、やや大きめ

BOP ブロークンオレンジペコ
OPをカットしふるいにかける、抽出時間が短い

TGBOP ティッピーゴールデンブロークンオレンジペコ
TGFOPをブロークンタイプに仕上た高級茶葉

GBOP ゴールデンブロークンオレンジペコ
ゴールデンチップを含んだOPをカットしたタイプ

◆ファニングス&ダストタイプ

BOPF ブロークンオレンジペコファニングス
BOPをさらにふるいにかけ、1〜2oの長さに仕上た茶葉

F ファニングス
BOPFをさらにふるいにかけ、下に落ちた細かい茶葉、ティーバック用

D ダスト
さらに細かい茶葉、抽出時間が最も短い、ティーバック用


以上の等級の意味を知っていると、好みの茶葉を選ぶ時の参考になりそうです
ただし味の優劣ではありません。紅茶を少しでも美味しく飲もうとする情熱が育んだ
英国紅茶文化の現れだと思います。
もしこれらの記号を目にしたら、茶葉の様子がわかりますし
さらに紅茶の時間が楽しくなりますね
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